2025年3月12日(水)に3月度例会を開催しました。当例会では、小矢部青年会議所のメンバーが今まで以上に効果的な運動を展開していくため、講師の澤田健吾トレーナーをお招きしてJCプログラム「JCI Impact」を受講しました。
講習の概要

講習の前半は「JCはどのような運動を起こしていけばよいか?」という考え方について学び、後半では「システム思考」を実践するグループワークを行いました。
アクティブ·シチズンシップとはどのようなものか、一般的に行われている課題分析だけで本当に根本的な課題解決に至るか。小矢部青年会議所のメンバーは、自分たちが今まで行ってきた課題解決のアプローチと比較して食い入るように話を聞いていました。
また、ピーター・センゲ著「学習する組織」でも語られる「システム思考」のフレームワーク(システム原型)を1つ抜粋し、それをツールとして課題解決を実践するグループワークを行いました。聞いているだけでは理解が難しいシステム思考について、澤田健吾トレーナーの助言をもらいながら各チーム全力で取り組みました。一般的な課題解決の方法として「なぜ?」を何度も繰り返す手法がありますが、それと比べてシステム思考にはどのようなメリットがあるのか、頭ではなく感覚として掴めたメンバーもいるようでした。
講習を終えて

澤田健吾トレーナーへの謝辞では、片岡副理事長から「今まで小矢部青年会議所の委員会では、私の知る限りここまで高い視点での議論が行われたことはなかった」と言葉を送りました。その言葉どおり、今回の講義は小矢部青年会議所の活動に大きな影響を与えていくことになりそうです。